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[ 単行本 ]
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保険調剤Q&A〈平成16年4月版〉―調剤報酬点数のポイント
【じほう】
発売日: 2004-12
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 在庫切れ
中古価格: 293円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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老いる準備―介護することされること
・上野 千鶴子
【学陽書房】
発売日: 2005-02
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 290円〜
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・上野 千鶴子
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カスタマー平均評価: 4.5
読み疲れた。。。 著者の本、初めて読みました。
あら捜し、煽り立てるような表現は、
この人の、これまでの生きかたなんでしょうか。
なんだか荒れていて、読んでいると少し鬱陶しいです。
福祉が応能負担から応益負担へ転換したことをリフレイミングする大切さ 現自民党政権への批判は、@バブル崩壊以降の経済的つけを徹底的な人件費削減で遂行することを推進したことによる所得格差とワーキングプアの増大A規制緩和という大儀の影で日本の保険福祉領域を含む様々な公的領域をほぼ無条件にアメリカ市場に売り渡したことB「自己責任」の美名の下で応益負担を合言葉にして福祉の切捨てを実行したことの三点に集中する言説が主になっている。この視点で自立支援法の成立や介護保険への三障害(知的障害、精神障害、身体障害)の統合という今の流れを見るときに「弱者切捨てと福祉サービスの市場化=障害者の商品化」という図式しか見えず、はらわたの煮えるような腹立たしさと政府与党への反感しか見えない日々であったが、「なるほど、そういう考えもありだしこういう戦略のあるのか」と何か希望が見えたような気になった。介護保険の統合と応益負担という理念を掲げて正々堂々と対処することで何かが変わっていくのかもしれない。そんなことを感じられる著書であった。
老いることとは、介護とは、を考えさせられる名著 上野千鶴子の考え、視点は人と異なる。
それを、舌鋒鋭く表現し、世に問う。本当にそれで正しいと思っているのかと。
突きつけられる側は、なんとなく信じていた価値観を崩され、否応なく考えることとなる。
女性問題の分野で活躍を続けていた彼女が、『老い』をテーマに書いたのが本書。
上野千鶴子らしさが特に序盤に現れている。
全般を通しては、現実を丁寧に紹介し、介護に関して、それに伴う社会状況、男性の反応、市民事業の可能性と暖かく筆を進める。
提言は、指摘は鋭い。どう応えられるか、考え続けていきたい。
温かく、本音で語られた介護問題入門書 私は30代の若造、女性です。 結婚して、子どももいますが、仕事も手放せません。 今まで、ジェンダーフリーの問題に、多少の胡散臭さを感じつつ、 しっかり影響を受けてきました。今回、上野さんのこの本を読み、女性問題に感じていた 胡散臭さの理由が、やっとわかりました。 「女も男と平等の存在だから、男と同じように働ける」というのが、 今まで私の感じていた「ジェンダーフリー」の方向ですが 「女は弱い存在だ。でも、弱いからといって、男のいいようにされていい存在ではない」というのが、上野さんの発想です。 「この」「女」を「高齢者」に置き換えると、今の介護の問題が見えてきます。 年老いて、実も心も弱ったとしても、 人は人格を守られ、ケアされるべき存在だということを、 ピシッと語っている本です。 介護する側への視線や提案も、温かく具体的で、本音に満ちています。 特に、「頑張る嫁」に対してのアドバイス部分は、 介護者(お嫁さん)だけでなく、家族のすべてに読んで欲しいと思いました。
介護の原点を高齢当事者として示す フェミニズムの旗手であった著者は、一〇年ほど前から障害者、介護の世界でも調査研究、発言をしていた。昨年、障害者問題で『当事者主権』(岩波新書)を中西正司氏と出した。今回は介護の問題で成果を世に問うた。 フェミニズムは、弱者は弱者なりに尊厳を守られるべしという主張を訴えた運動であったという。それが、女性も男性と同様な強者になるべしという主張に流れて、誤った。障害者たちはその自立運動で、そのままの状態で尊厳を守られるべしと主張して一定の成果を収めた。高齢者問題も、それにならうべしというのが本書の主張である。 高齢者が生涯現役を誇ったり、直角死を言ったりするのではなく、たとえば認知症になっても尊厳は守られる社会制度と仕組み、思想を確立する努力をしようと呼びかけている。 評者は、72歳になる。元気なうちは自分なりに活動し、しかるべき身心状況になれば尊厳を人に守ってもらって果てて行きたい。そのために著者らの運動に賛同する。 この本は、これから、介護の世界で介護者、高齢者、その予備軍に「原点」として読み継がれてほしいと思う。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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病院「変わらなきゃ」マニュアル
・塩谷 泰一 ・谷田 一久
【日総研出版】
発売日: 1999-07
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 在庫切れ
中古価格: 290円〜
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・塩谷 泰一 ・谷田 一久
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カスタマー平均評価: 4
院長、事務長必読 現在の医療は、医療費抑制の御旗のもと、厚生労働省による規制強化の時代である。医療費の自己負担はタダ、という時代を長年経験してしまった日本人にとって患者の負担増は脅威であるが、一方無制限に膨張する高額医療や老人医療も大いにムダがあり、真面目なサラリーマンだけが負担を強いられるのも平等とはいえない。塩谷氏は平成3年に、大学からいきなり派閥の違う坂出市民病院に院長として赴任したが、そこは日本一の赤字たれ流し病院であった。国からは廃止を勧告されるようなダメ病院を短期間で黒字に転換させ、地域からも信頼され、全国から注目されている。厚生労働省の指導の枠組みでも立派に黒字になることを証明し、現在では日本一のモデル病院の一つにまで変身した。こういう病院があると他の自治体病院(殆どが大きな赤字)は言い訳ができない。一人の強いリーダーシップが病院を全く変えてしまう事実は、単なる教授天下りポストとなっている今までの公立大病院の官僚体質に「NO」といえるエビデンスといえる。
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[ − ]
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伸びる病医院の発想革命―異分野との接点(シナプス)を求めて
・倉部 行雄
【日本医療企画】
発売日: 1990-01
参考価格: 1,529 円(税込)
販売価格: 在庫切れ
中古価格: 290円〜
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・倉部 行雄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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町の精神科医―精神科診療所開業のすすめ
・浜田 晋
【星和書店】
発売日: 1992-12
参考価格: 2,804 円(税込)
販売価格: 2,804 円(税込)
Amazonポイント: 28 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 283円〜
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・浜田 晋
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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21世紀に向けてのわが病院のサバイバル戦略〈1〉生き残りをかけた理事長・院長50名の経営の真髄
【シーエムシー】
発売日: 1997-06
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 285円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ブランドな病院の時代―患者さんから選ばれる病院を目指して
・石井 友二 ・杉本 浩
【アスカビジネスカレッジ】
発売日: 2006-06
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 284円〜
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・石井 友二 ・杉本 浩
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カスタマー平均評価: 5
ブランドな病院を作っていきたい この本をよんで、著者の「病院を体系的に一般企業のようなブランド戦略として捉える視点」に、今後の日本の医療業界の進化を期待できる方法論であると共感しました。
私は医療事務の仕事に従事していますが、前から、病院も民間企業のようによりよい医療をめざして経営努力していけば、(著者の言葉を借りればブランドな病院をめざすこと)医療機関自体のサービスもさらに信頼され、向上されるものになるのではないか、とある種の相乗効果を期待していました。今までがあまりにもその地位を守られすぎていたのです。
本にある全ての方策を一度に実現することは大変だとは思いますが、まずできることから実践していこうと、奮い立たせてくれる本でした。
医療経営、事務管理に携わっている方にぜひお勧めの一冊です
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[ 大型本 ]
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介護保険法による「介護サービス情報の公表」制度 事業者向けハンドブック(居宅系サービス編)―調査員養成研修テキスト対応版
【シルバーサービス振興会介護サービス情報公表支援センター】
発売日: 2006-07
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 在庫切れ
中古価格: 283円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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Q&A 医療法人の経営と税務
・長 隆
【中央経済社】
発売日: 2000-05
参考価格: 3,360 円(税込)
販売価格: 在庫切れ
中古価格: 281円〜
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・長 隆
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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介護崩壊 (晋遊舎ブラック新書 4)
・凛 次郎
【晋遊舎】
発売日: 2007-12-10
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 270円〜
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・凛 次郎
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カスタマー平均評価: 4.5
論理的に考えると介護崩壊は避けられない 「療養病床と医療療養病床を合わせて38万床を15万床に減らす」、これだけでシステムの崩壊は決まったようなもの。今でも介護を巡る悲惨な事件は後を絶たないのに、高齢者は増える、病床数は減る、在宅介護のスキームは穴だらけ・・・・、これではどうしようもない。
表紙のおどろおどろしい本書であるが、中身はすっきりと客観的なタッチで介護の現状と将来を描き出しています。
さわやかに書いても、おどろおどろしい未来が待っているのですが。
財源つまり「お金」の問題 介護の現場からの、生々しいエピソードの数々。介護疲れによる殺人、介護職場の過酷な現実、怪しい介護ビジネス、病院を追い出される老人、機能しない介護保険・・・それらの問題の根底に、財源すなわち「お金」の問題があることに、薄ら寒さを感じます。充分なお金さえあれば解決する問題なのです。介護は儲からないという事実を無視して「聖域なき構造改革」をした結果でしょうか。
事態は年々悪くなっています。「団塊より若い世代は、案外長生きしないかも」という観測が、喜ばしい顔で語られる国になってしまいました。安定した財源確保のための、累進課税や法人税の強化は、本当に禁じ手なのでしょうか。節税することしか考えていない、現代の「勝ち組」にも憤りを覚えます。
日本が混乱している理由 具体的で分かりやすい文章で、介護保険法改正からの高齢者とその家族がどんな状況に陥っているかを説明してくださっています。
ニュースで見たことのあるお話、介護の現場にあるものには常識的で「いまさら」というものもありますが、ここまで詳細に取材して整理してくださっている本はあまりありません。
差しさわりがあって、学者とかがなかなか踏み込めないことにも踏み込んでくれますから。
そして、超高齢社会の日本が混乱している理由もうかびあがるように書いていただいています。
国が国民ではなく天下り先の外郭団体に目を向けて政策をつくっているために、著者がおっしゃるように猫の目のように政策の方向性が変わり、さまざまな種類の施設がつくられ(この本にもありますが高齢者○○住宅とか、シニア○○とかすごく多い)、法律がつくられ、役に立たない法人がたくさんつくられる。
利用者にとっては分かりにくい、使いにくいだけで、政府がなにかやるたびに現場は混乱しているのです。
そしてそのたびに外郭団体に税金が流れ、天下り役人が左うちわ。
それがこの国の病気だということが、この本を読んで確信できました。
恍惚の人が街にあふれる 『介護崩壊』という表現はけっして誇張ではなく、現実であると思う。
筆者は、「虐待と介護殺人」「介護ヘルパーの犯罪」「介護離職」「介護喰いと表現される介護ビジネスの裏側」「業界再編」と、介護の世界全体が抱えている問題点を網羅的に上手くまとめている。
そして、「介護崩壊のカウントダウン」が今正に始まっていることにふれながら、「保険あってサービスなし」の危機的状況を厳しく指摘している。
惜しくは、今後発生するであろう「介護難民200万人」に対して、どのような解決策があるのかについて、やや主張が欠けている感じがする。
しかし、最終章の表題である「恍惚の人が街にあふれる夢を見た」の中で、筆者が過去に経験し、また今身近なところで起きている、介護地獄の描写には共感するところが多い。
「晋遊舎ブラック新書」という、少し怪しい感じがするシリーズの中にあって、介護の現状を細かくルポして、正面からこの問題に取り組んでいる本書は、少し異色で面白い。
これから親の介護などを真剣に考えなければならない層には、ただの介護保険解説書にはない、面白さがあると思う。
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